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日本のPCスキルが最低レベル

内閣府が2013年に行った調査では、先進国十代の若者1000人以上にパソコンやスマホ、ゲーム機器の所持率を調査したレポートがあります。こちらのレポートは予測通り、日本はゲーム機器が世界一の所持率を持っており、肝心なPC機器を持っている若者は最下位でした。

デジタル端末機器保持率レポート

 

ゲーム機器

携帯電話・スマホ端末

タブレット端末

ノートパソコン

デスクトップパソコン

上記の統計では日本とアメリカのみを比較しておりますが、ゲーム機器を除いては日本は全て最下位の保持率となりました。

 

パソコンを使わないとどうなるのか?

スマホの普及率で大変便利な世の中になりましたが、スマホは完全にユーザーの立場で利用するものでクリエーターの立場にはありません。スマホは情報を読む、ゲームで遊ぶ、アプリを使うなど全て配信された情報を受身で行う機器端末です。

パソコンの場合はユーザーとクリエーターの機能が両方備わっております。簡単なスプレッドシートを作成する事から、テキストエディターを利用してウェブサイトだって作れてしまいます。パソコンの保持率が減少する事で10代の若者は、想像力・クリエイティブナ思考回路が成長しなくなります。

特に困るのが現代社会では仕事をするのにパソコンを使わなければいけないからです。パソコンと立ち上げ方とウェブの閲覧方法を知っているだけでは、仕事場で通用せずエクセル、ワード、パワーポイントなどの作成スキルも必要となります。

 

パソコンを使った若者の将来!

アメリカの学校では既に進んでいる学校では、中学生に教材変わりにパソコンを配布している学校もあります。2009年の時点でアメリカ公共学校のWi-Fi普及率は93%に到達しているのも素晴らしい数字です。

学校内でのパソコン利用率もアメリカは高いですが、教材としてLMS(ラーニング・マネージメント・システム)を活用している学校も増えてきていることです。LMSの最大の利点は教材費用の削減です。LMSを利用する事でペーパーレスになり、また宿題の提出もオンラインで行うため生徒数が増えてきている教室では先生への負担も減ります。

私が高校生だったときは、少し進んでいるアメリカンスクールでも手書きでエッセイを書き提出しておりましたが、2000年にアメリカの大学へ入った際には提出物をフロッピーで教授のオフィッスへ持っていくなどと時代に合わせ変化が見られました。

 

既にペーパーレスの時代になっているのです

教育者の大人や親がペーパー時代の人間で、パソコンはゲームをする為の機器と思っている世代は少なからず居るかと思います。自分の子供、生徒の為にも早いうちからパソコンを使うようにさせ、日頃の生活の一部にして行く事が今後一層重要に成って行きます。

幼い子供にはPCに無料で入っているソフトPaintでお絵かきをさせたり、小学生の子にはエクセルでお年玉を管理させたり、アルバイトや部活で忙しい高校生にはタスク管理ツールを使わせるなど日常にパソコンスキルを組み込んでPC能力を向上させる機会は多々ある事でしょう。

内閣府調査レポート参照元

 

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